2014年12月24日

カルボナーラな夜

知り合いの方から「あのレストランはダメだから行かない方がいいよ」と聞いていたお店に行ってみました。
某駅のロータリーに面したビルの2階と3階。
壁はガラス張りで一見おしゃれ。
メニューはどこだかの国産牛を使ったステーキやハンバーグが売りのお店です。
ランチにはプレートランチを1200円くらいで出しています。
私たち夫婦は何も好き好んで行ったわけではなく、パスタやドリアで軽く夕食を済ませてから帰ろうと思って気軽に入ったのでした。

2階フロアには4組くらいのお客がいました。
席についた私たちのもとには花道家の假屋崎省吾に似た店員がオーダーを取りに。
「いらっしゃいませ。本日は〇〇産の特選和牛を使ったステーキコースがおススメになっております。メニューのこちらに各コースがございまして…」
しゃべり終わってからカルボナーラとドリアを頼もうと思って黙って聞いていたのですが、この説明がぜんぜん終わらない。
デザートの説明まで始めたのでさすがに「簡単に済ませたいのでコースの説明は結構です」と伝えました。
すると假屋崎、今度は店内の黒板に書かれたステーキの単品の説明を始めるのです。
「その説明も結構です、このカルボナーラとシーフードドリアをお願いします」
「そうですか? お飲み物は?」
「要りません」
「ふた品だけでよろしいですか?」
(よろしいに決まってるだろ!)「はい、結構です」
そう告げると、假屋崎は「ご注文ありがとうございます」の一言もなく、明らかに不満そうな顔で去っていったのです。

この出だしの店員とのやり取りだけで「さすが、『あの店はダメだから…』と言われるだけのことはある」と思わせてくれます。

その後は、予想したとおり、いくら待っても料理が出てきません。
ふと店内を見回せば、ほとんどのお客のテーブルにはまだ料理が来ていない。
假屋崎は厨房の前でボーッと突っ立っています。
女性店員は実につまらなそうな顔で3階への階段を行ったりきたり。
客席から丸見えの店内に大きな冷蔵庫があって、時々、男の店員がそこに食材を取りに来ます。ガサガサとその中をあさって首をひねったり、ビニールに入ったナスを取り出して厨房へと持って行ったりしている。

もう負のオーラ全開なのでした。

40分後、水をつぎにきた女性店員に「まだですか?」と聞くと「申し訳ありません、確認して参ります」との返事。
戻って来て曰く「あと3分ほどでお持ちします」。
運ばれてきたのはその4分後。
やっと出て来た料理ですが、カルボナーラはねっとりしつこくてタマゴが固まっているし、ドリアはなぜかちょっとすっぱい玄米を使っていて、全部食べるのが難しいレベル。期待したとおり(?)の不味さ。
カルボは黒コショウがほとんどかかっておらず(カルボが「炭火焼き風の」という意味だとわかっていないのですね)、せめてコショウでごまかして食べようと思って店員の方を見ると雑談していてこっちを見ておらず、席を立って「コショウお願いします」と言いに行かなくてはなりませんでしたし…。

とにかく、一事が万事その調子。
いや〜、久しぶりになかなか気合いの入ったダメ店でした。

ちなみに、そのお店の地下には別のイタ飯屋が入っていて、こっちは店員の態度もよく、味も値段もまあまあ。
私たちが店を出て、階段の下まで降りた時、通りかかった地元のご夫婦が店の看板を見ながら大きな声で「ここ、地下の店はいいんだけど、上の店はひどいんだよね」と言っておられました。
お客にそこまで言わせるお店って、ある意味、すごいです。

チャーニーはと言うと、「これはネタになる」と思うと共に、「ちょっとイラ立ってしまった自分にまだまだ修行が足らん」と思ってしまったのでした。

というわけで、
ではまた。

今日があなたにとって、よい1日でありますように。


今週発売のチャーニーの最新刊、『逆転スイッチ』。
ネットで予約受付中です!

『逆転スイッチ』 アマゾンはこちら
http://www.amazon.co.jp/dp/4046539763/ref
楽天はこちら
http://books.rakuten.co.jp/rb/13021410/

ブログランキングに登録しています。もし、少しでも面白いと思っていただければ、プチッとお願いします。
ここをクリックするとランキングのページに飛びます。ランキングのページが開けば、それがこのブログへの一票となります→にほんブログ村 その他日記ブログ つれづれへ
にほんブログ村


『小さな幸せに気づかせてくれる33の物語と90の名言』はこちら↓
http://www.amazon.co.jp/dp/4761270276/
『仕事に効く!ビジネスをハピネスに変える考え方のコツ』はこちら↓
http://www.amazon.co.jp/dp/4863110960/

チャーニー本の第3弾、『人生を変える「きっかけ」のつかみ方』(U−CAN)はこちら↓
http://www.amazon.co.jp/dp/4426605911/

『10分で読める一流の人の名言100』です↓
楽天はこちら↓
http://books.rakuten.co.jp/rb/12798136/
アマゾンはこちら↓
http://www.amazon.co.jp/dp/4780414814/

チャーニーの2冊目の本、『3390』のアマゾンページはこちら
http://www.amazon.co.jp/dp/4761269421/
posted by チャーニー at 09:02| Comment(0) | 食べ物屋さん話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月20日

イケメンのポテンシャル

少し前にイタ飯屋へ行った時の話。

お昼の定食が1200円ですから、高級店というわけではありません。
前菜、メイン、パン、コーヒー、そしてデザートは格安で追加が可能。
味は、まあそこそこ。
ここまでなら、どこにでもある「リーズナブルなイタ飯屋」なのですが、この店には、とんでもないポテンシャルが隠されていたのです。

はじまりはコショウでした。
前菜にコショウをかけようとしたら、コショウ入れが空っぽ。
通りがかったイケメンの店員に、「すみません。空なんですが」と入れ物を渡すと、とてもさわやかな笑顔で「あっ、申し訳ございません!」と、コショウ入れを持っていきます。
すぐに替わりを持ってきてくれるのだろうな…と思って、前菜を食べるのを止めていたのですが、これが1分経っても2分経っても戻って来ない。
ま、まさか、「空っぽって教えてくれてありがとうございます〜」って思っただけじゃないでしょうね。
たしかに「補充して持ってきて」とは言いませんでしたが…。

しかたなく、私たち夫婦の席から少し離れたオープンキッチンまで「さっき、コショウをお願いしたんですけど」と言いに行く私。
すると、厨房の中のさっきとは別のイケメン店員が、「すみません! 今、お持ちします!」とさわやかな笑顔で答える。
その1分後くらいに、無事、コショウは小皿に盛られて届きました。
「遅くなって申し訳ありませんでした!」とイケメン店員。

隣りの席では、3人組の女性客の1人のサラダにドレッシングをかけるのが忘れられていて、呼びつけられたイケメン店員がさわやかに謝っています。
ふと気が付くと、私たちのテーブルにだけ水がない。
イケメン店員を呼んで「お水をいただけますか?」と言うと、なんと「お飲み物はキッチンの向う側にコーナーがございまして、飲み放題でございます」との事。
行ってみたら、コーヒーやティーの他にオレンジジュースなんかもある。
嬉しいけど、オーダーの時にちゃんと説明してよ〜。

その後も、とにかく細かなミスが多い。
1回の来店で、こんなにもミスが多い店が今までの人生において他にあっただろうか…と思わせてくれるくらい、配慮が足りない。

にもかかわらず。

これがあなた、ぜんぜん不愉快じゃないのですよ!

理由は、店のイケメン店員たちが、実にさわやかに気持ちよく謝るから。
もしやココは、「イケメン店員に心置きなくクレームを言えるプレイ」を楽しめる、まったく新しいコンセプトのお店なのか?
何しろ途中から「次はどんな不手際があるのか」と、「楽しみ」になってしまったのですからスゴイ。
イケメンのポテンシャル、恐るべし。

聞いてみたら普段は順番待ちの人が並ぶらしい。
その日、私たちはお昼を少し外した時間に行ったので、すぐに座れましたが、実はココ、かなりの人気店だったのです。

「安くて料理もまあまあ」という事もありますが、ウチもリピーターになってしまいそうです。

というわけで、
ではまた。

3連休ですね。
今週末があなたにとって、よい日々でありますように。


ブログランキングに登録しています。もし、少しでも面白いと思っていただければ、プチッとお願いします。
ここをクリックするとランキングのページに飛びます。ランキングのページが開けば、それがこのブログへの一票となります→にほんブログ村 その他日記ブログ つれづれへ
にほんブログ村

チャーニーの2冊目の本、『3390』のアマゾンページはこちら
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E6%B0%97%E3%81%A5%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%82%8B33%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%81%A890%E3%81%AE%E5%90%8D%E8%A8%80-%E8%A5%BF%E6%B2%A2-%E6%B3%B0%E7%94%9F/dp/4761269421/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1376606120&sr=1-1&keywords=%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E6%B0%97%E3%81%A5%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%82%8B


私の本からのネタが掲載されているビジネス情報サイト「Business Media 誠」。第1回はこちら↓
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1212/29/news003.html

第2回はこちら↓
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1212/30/news002.html

第3回はこちら↓
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1212/31/news003.html

第4回はこちら↓
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1301/03/news004.html

第5回はこちら↓
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1301/04/news004.html

日本テレビの情報番組「スッキリ!!」のHPで私の本「壁すご」が紹介されています↓
http://www.ntv.co.jp/sukkiri/contents/times/2012/0924/index.html

本を紹介している「やっさんの私的おススメブック日記」はこちらです↓
http://otonanohon.seesaa.net/archives/20120916-1.html

「壁すご」のアマゾンのページはこちらです↓
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4776207478/

「壁すご」が登場した「ライフハッカー」のサイトはこちら↓
http://www.lifehacker.jp/2012/10/121003book-to-read.html
posted by チャーニー at 08:02| Comment(0) | 食べ物屋さん話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月12日

入店した瞬間に「店の接客レベル」がわかる方法

こんな経験をした事はありませんか?

場所はこざっぱりとした居酒屋orレストラン。
そこで食事をするあなた。
グラスのお水は運ばれてすぐに飲み干しています。
出された料理を食べ終わり、のどの渇きを覚えたあなたは、水をもらおうと店内を見回します。
忙しそうに接客をする店員たち。
あなたの方を見そうで見ない。
声を掛けられるのを避けているようにさえ見えます。
しかたなく、手を挙げるあなた。
でも、どの店員も気がつかない(フリをしている?)。

どうにもイライラしますよね。
できれば、こんな思いをするお店には入りたくないものです。

今、空間プロデューサーでビジネスコンサルタントでもある氏家秀太氏の本『なぜかいつも満席の居酒屋のおやじがやっている「つかみ方」』(扶桑社)を読んでいるのですが、その中に「店に入った瞬間に、その店がよい店かどうかを見抜く方法」が出ていました。

氏家氏は400を超える赤字企業を再生させ、「食文化の仕掛け人」などと呼ばれる人で、自らも居酒屋を展開しているという専門家です。

その氏家氏曰く。
例えば居酒屋などへ入店した時、「いらっしゃいませ!」と言われた瞬間、あるところを見ればその店の接客レベルがわかる…のだそうです。

さて、
ここで、いきなりクイズ。

入店して「いらっしゃいませ!」と言われた瞬間、その店の接客レベルを知るには、いったい店の「どこ」を見ればよいのでしょう?



…。



…。



シンキングタイムです。



…。



…。



「どこ」と言っても、具体的な場所ではありません。



…。



…。



そろそろ答えです。



…。



…。



入店して「いらっしゃいませ!」と声を掛けられた瞬間。店の接客レベルを知るために注目するべきところ。



…。



…。



それは、



…。



…。



…。



「いらっしゃいませ!」と言ったスタッフ以外のスタッフを見る。


あなたが店に入って「いらっしゃいませ!」と声を掛けられた瞬間、店内の他のスタッフもあなたに対して「いらっしゃいませ」と声を掛けると思います。
あなたは、その時の「他のスタッフ」に注目するのです。

もし、その時、他のスタッフが、料理を運んだり、お客の応対をしながら、あなたの方に目を向ける事もなく、「いらっしゃいませ!」と言っていたとしたら、そのお店のサービスは大した事はありません。

氏家氏はこう言っています。

本当によいお店は、どんなに忙しくても、誰かが「いらっしゃいませ!」と言えば、すべてのスタッフが、料理を運ぶ足を止め、皿を洗う手を止めて、来店したお客さんの顔を見て「いらっしゃいませ!」と言う。

なるほど〜です。
お客さんの1人ひとりを心からもてなそうと考えていれば、確かに自然とそうなるはずですね。
他のスタッフが、お客の方を見ないで、口先だけ元気よく「いらっしゃいませー!」とか言っている店では、きっと、グラス1杯の水をもらうのに苦労する事でしょう。
だって、何しろ、お客の方を見てくれないんですから。

今度、お店に入る時は、ぜひ、チェックしてみてください。
氏家氏の経験では、「これがちゃんとできている店は10店舗に1店舗くらい」との事ですから、もし、「できているお店」だったら「大当たり」かも知れませんよ。

というわけで、
ではまた。

今日があなたにとって、よい1日でありますように。


ブログランキングに登録しています。もし、少しでも面白いと思っていただければ、プチッとお願いします。
ここをクリックするとランキングのページに飛びます。ランキングのページが開けば、それがこのブログへの一票となります→にほんブログ村 その他日記ブログ つれづれへ
にほんブログ村

チャーニーの2冊目の本、『3390』のアマゾンページはこちら
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E6%B0%97%E3%81%A5%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%82%8B33%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%81%A890%E3%81%AE%E5%90%8D%E8%A8%80-%E8%A5%BF%E6%B2%A2-%E6%B3%B0%E7%94%9F/dp/4761269421/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1376606120&sr=1-1&keywords=%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AB%E6%B0%97%E3%81%A5%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%82%8B


私の本からのネタが掲載されているビジネス情報サイト「Business Media 誠」。第1回はこちら↓
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1212/29/news003.html

第2回はこちら↓
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1212/30/news002.html

第3回はこちら↓
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1212/31/news003.html

第4回はこちら↓
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1301/03/news004.html

第5回はこちら↓
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1301/04/news004.html

日本テレビの情報番組「スッキリ!!」のHPで私の本「壁すご」が紹介されています↓
http://www.ntv.co.jp/sukkiri/contents/times/2012/0924/index.html

本を紹介している「やっさんの私的おススメブック日記」はこちらです↓
http://otonanohon.seesaa.net/archives/20120916-1.html

「壁すご」のアマゾンのページはこちらです↓
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4776207478/

「壁すご」が登場した「ライフハッカー」のサイトはこちら↓
http://www.lifehacker.jp/2012/10/121003book-to-read.html
posted by チャーニー at 08:44| Comment(0) | 食べ物屋さん話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする