2012年11月28日

泥棒が良寛さんから盗めなかったもの

生涯、自分の寺を持たず、五合庵という草庵(そうあん=草ぶきの質素な家)に住んだ僧侶、良寛さん。
信濃の人ですから現在の新潟県の出身。
毎日、托鉢をして、俳句を作ったり近所の子供たちと遊んだりしていたというのですから、ご隠居のような悠々自適な生活をしていた人です。
何しろ、細かい事は気にしない。
自分の粗末な庵(いおり)の天井に穴が開いても、そこから見える月を見て「ああ、いい月だなぁ。風が清々しいねぇ」なんて言っていたそうです。

今回は、そんな自由人、良寛さんのエピソード。



こんにちは、チャーニーです。
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ある晩の事。
良寛さんが寝ている時に泥棒が入ったそうです。
良寛さんは侵入者に気がついたけれど、眠っているフリをしていました。

あまりにも盗むものが無くて驚く泥棒。
しかたがないので、なんと寝ている良寛さんの布団を盗む事に。
それをさっした良寛さんは、ワザと寝返りをうって、布団を盗みやすくしてあげる。
これ幸いと、布団を奪って出て行く泥棒…。

粗末な庵で、布団まで奪われて独り残された良寛さん。
抜けた天井から見える月を眺めながら一言つぶやきました。

さて、
ここで、いきなりクイズ。

この時、良寛さんが月を眺めながら言った一言は、どんなつぶやきだったでしょう?



…。



…。



シンキングタイムです。



…。



…。



達観(たっかん)した言葉です。良寛さんになったつもりで考えてみてください。出だしは「泥棒も…」です。



…。



…。



そろそろ答えです。



…。



…。



布団を盗まれた良寛さんが、月を眺めながら言った言葉。



…。



…。



それは…、



…。



…。



…。



「泥棒も、あの月だけは盗んでいけなかったなぁ」


いい言葉ですね。
解釈はいろいろできると思います。
チャーニーは、「何もかも無くなっても、あの美しい月があれば、まあ、いいか」と解釈しました。
例え石川五右衛門でも、「美しい月を見て、“ああ美しい”と思う心」だけは盗む事はできない。
清貧(せいひん)を友とした良寛さんならではの悟りの境地ですね。
ちなみに、石川五右衛門でも「心」は盗めませんが、ルパン三世なら「あなたの心」を奪えるらしいです(映画「カリオストロの城」より by 銭形警部)。

「宝の山を築くなら自分の頭の中に築きなさい。そうすれば誰も盗む事はできない」(ユダヤの格言)

良寛さんのように「宝の山」を心に持っていれば、地位や名誉やお金に振り回される事も無くなるのでしょうね。

最後に、良寛さんの辞世と言われている句。

散る桜 残る桜も 散る桜


というわけで、
ではまた。

今日があなたにとって、よい1日でありますように。

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posted by チャーニー at 08:51| Comment(1) | ライフスタイル? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「信濃の人ですから現在の新潟県の出身。」とありますが、信濃は長野県ですね〜。
Posted by at 2017年07月24日 19:52
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