2009年07月29日

中学生が読む分厚い小説の正体

電車の中で、

中学生や高校生らしき子が、

分厚い小説を読んでいたら、

その本の作者はほぼ、同じ人です。


こんにちは、チャーニーです。

また読んでくれて本当にありがとう。

今日は、私が好きな作家のお話です。


私も、電車の中でそんな子を見ると、

本の中をちらりと見て、

作者を確認してしまいます。

今まで、その作者が予想した作家と違っていたことはありません。

その作者は…。


京極夏彦。


とにかく、本が厚い。

文庫本も厚くて、それを並べる本屋の店員が、

「厚すぎだって」と独り言を言っているのを聞いたこともあります。


古本屋の京極堂が活躍するシリーズや、

「嗤う伊右衛門」に代表される怪談シリーズ、

「どすこい」に代表されるギャグ小説シリーズ、

などなど、作品は多岐に及ぶ人気作家。


私は、デビュー作の「姑獲鳥(うぶめ)の夏」で出会い、

2作目の「魍魎(もうりょう)の匣(はこ)」で、

すっかりとりこになってしまいました。


とにかく、悪魔のように文章がうまい。

長いのに苦にならない。

登場人物たちが、頭の中で動く動く。

そして、何より面白い。


私にとっては、読んでいる最中は至福の時なのです。


だから、いつも小説は読まない中学生までが、

読んでいるのでしょうね。


妖怪作家みたいなレッテルが貼られていますが、

作品のモチーフにしているだけで、妖怪は出てきません。

怪奇小説作家ではないのです。


もし、まだ1冊も読んでいないのでしたら、

ぜひ、デビュー作から読んでみてください。

暇つぶしで書いて、

長すぎるために新人小説賞の規定におさまらないので、

出版社に持ち込んでみたら、

あっという間に出版が決まったという伝説の作品です。


メフィスト賞という新人小説家発掘の賞は、

彼のこの持ち込みが、誕生のきっかけらしいです。


私が一番好きな作品は、

2作目の「魍魎の匣」です。

ぜひ、2作目まで頑張って、至福の時を味わってください。


ではまた。







posted by チャーニー at 07:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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