2016年09月13日

スポンサーの意見が対立したとき

あなたはある映画のプロデューサー。
2つのスポンサーからお金を出してもらって映画を作っています。
製作が進み、いよいよ、たくさんの人に見てもらうために「宣伝コピー」を考える段階になりました。

ところが……。

このスポンサーの2社が、大いに口を出してくるのです。
2社とも、自分たちに都合がよい宣伝コピーを考えてきて、なかなかあとに引きません。
お金を出してもらっているあなたは、あちらを立てればこちらが立たずで、すっかり板ばさみです。
さて。
あなたは、いったいどうしますか?

実際にそんな状況に陥ったことがあるのが、スタジオジブリの名プロデューサー、鈴木敏夫さんです。
かつて、徳間書店がスポンサーになった『となりのトトロ』と、新潮社がスポンサーになった『火垂るの墓』を、2本立てで上映することになったときのこと。
宣伝方法や「宣伝コピー」について2社の意見がかみ合わず、にっちもさっちもいかなくなってしまったのです。
さて、
ここで、いきなりクイズ。

映画の宣伝コピーについて、スポンサー2社の意見が合わずに困ってしまったとき、鈴木敏夫さんはどんな手を使って事態を収拾したでしょう?



…。



…。



シンキングタイムです。



…。



…。



当時をリアルタイムで知っているあなたなら簡単ですね。
ノーヒント。



…。



…。



そろそろ答えです。



…。



…。



映画の宣伝コピーについて、スポンサー2社の意見が合わずに困ってしまったとき、鈴木敏夫さんがとった行動。



…。



…。



それは、



…。



…。



…。



糸井重里さんに宣伝コピーを依頼した。


鈴木さんは言っています。
「そこで僕が考えたのが、『両者が納得するような有名コピーライターを連れてきて任せてしまおう』という作戦でした」

当時、誰もが納得するコピーライターというと、糸井さんだけ。
そんな経緯でコピーを依頼し、最終的に出来あがったのが次のようなコピーでした。

『火垂るの墓』
→【4歳と14歳で、生きようと思った。】

『となりのトトロ』
→【このへんないきものは、まだ日本にいるのです。たぶん。】

さすが、名コピーライター。
このコピーが決定したことで、それ以後、宣伝活動はうまくまわり始めたそうです。

スポンサーや上役など、自分よりも優位な立場にある者同士の意見が合わず、動きが取れなくなったとき。
その有効な打開策が、「もっと上の人間にアプローチして動いてもらう」です。

「実際に、『もっと上の人』とコンタクトできるか?」「動いてもらえるか?」などは別として、覚えておいて損はない裏ワザですよね。
(参考『ジブリの仲間たち』鈴木敏夫著 新潮社)


というわけで、
ではまた。

今日があなたにとって、よい1日でありますように。


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posted by チャーニー at 09:24| Comment(0) | ライフスタイル? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする