2016年09月14日

タカラジェンヌが人前でしてはいけないこと

先日、見るとはなしにテレビを見ていたら、元宝塚歌劇団のスターだった人が、宝塚音楽学校を訪ねるという番組をやっていました。
かつて自分が、あこがれの宝塚に入ったとき、バレエや歌、ダンスなどを学んだ学校ですね。

そこで、同行した女性アナウンサーと「私はバレエを始めた年齢が遅くて、他の生徒たちに比べてものすごくヘタでした。他の生徒には注意をしてくれる先生も、私には声もかけてくれませんでした」なんて思い出話をしているとき、アナウンサーがこんなことを聞いたのです。

「レッスンが厳しくて、泣いたりもしたのですか?」

この質問に対する元タカラジェンヌの回答に、チャーニーは思わず納得してしまいました。
「レッスン中に泣いたことはあるか?」という質問対して、彼女はこう即答したのです。

「タカラジェンヌはレッスン中には泣きません。レッスン中に涙を流すような人間は舞台に適していませんから、先生に『宝塚をやめて家に帰れ』って言われてしまいます。どんなにツラくても、泣くのは1人になったときだけです」

プロですね。
宝塚音楽学校の生徒たちは、10代にして、こうしたプロ根性を叩き込まれながら、宝塚の舞台に立つ日を目指すのです。

以前に、ビートたけしが「お笑い芸人は、親が死のうが、子供が死のうが、どんなにツラいことがあっても舞台に立ったら、バカをやってお客を笑わせなくちゃいけない」というようなことを言ってしました。

タカラジェンヌは「日常とかけ離れた夢の世界」を、そして、お笑い芸人は文字通り「笑い」を、人さまの前に立って提供するのが仕事。
お客さんにとっては、演者のプライベートなんて、いっさい関係のないことです。
どんなにツラい状況にいても、お客が望んでいるものを提供するのがプロなのですね。

何気なくテレビを見ていて出会った、元タカラジェンヌの言葉。
襟(えり)を正す思いです。


というわけで、
ではまた。

今日があなたにとって、よい1日々ありますように。


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posted by チャーニー at 07:53| Comment(0) | ライフスタイル? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月13日

スポンサーの意見が対立したとき

あなたはある映画のプロデューサー。
2つのスポンサーからお金を出してもらって映画を作っています。
製作が進み、いよいよ、たくさんの人に見てもらうために「宣伝コピー」を考える段階になりました。

ところが……。

このスポンサーの2社が、大いに口を出してくるのです。
2社とも、自分たちに都合がよい宣伝コピーを考えてきて、なかなかあとに引きません。
お金を出してもらっているあなたは、あちらを立てればこちらが立たずで、すっかり板ばさみです。
さて。
あなたは、いったいどうしますか?

実際にそんな状況に陥ったことがあるのが、スタジオジブリの名プロデューサー、鈴木敏夫さんです。
かつて、徳間書店がスポンサーになった『となりのトトロ』と、新潮社がスポンサーになった『火垂るの墓』を、2本立てで上映することになったときのこと。
宣伝方法や「宣伝コピー」について2社の意見がかみ合わず、にっちもさっちもいかなくなってしまったのです。
さて、
ここで、いきなりクイズ。

映画の宣伝コピーについて、スポンサー2社の意見が合わずに困ってしまったとき、鈴木敏夫さんはどんな手を使って事態を収拾したでしょう?



…。



…。



シンキングタイムです。



…。



…。



当時をリアルタイムで知っているあなたなら簡単ですね。
ノーヒント。



…。



…。



そろそろ答えです。



…。



…。



映画の宣伝コピーについて、スポンサー2社の意見が合わずに困ってしまったとき、鈴木敏夫さんがとった行動。



…。



…。



それは、



…。



…。



…。



糸井重里さんに宣伝コピーを依頼した。


鈴木さんは言っています。
「そこで僕が考えたのが、『両者が納得するような有名コピーライターを連れてきて任せてしまおう』という作戦でした」

当時、誰もが納得するコピーライターというと、糸井さんだけ。
そんな経緯でコピーを依頼し、最終的に出来あがったのが次のようなコピーでした。

『火垂るの墓』
→【4歳と14歳で、生きようと思った。】

『となりのトトロ』
→【このへんないきものは、まだ日本にいるのです。たぶん。】

さすが、名コピーライター。
このコピーが決定したことで、それ以後、宣伝活動はうまくまわり始めたそうです。

スポンサーや上役など、自分よりも優位な立場にある者同士の意見が合わず、動きが取れなくなったとき。
その有効な打開策が、「もっと上の人間にアプローチして動いてもらう」です。

「実際に、『もっと上の人』とコンタクトできるか?」「動いてもらえるか?」などは別として、覚えておいて損はない裏ワザですよね。
(参考『ジブリの仲間たち』鈴木敏夫著 新潮社)


というわけで、
ではまた。

今日があなたにとって、よい1日でありますように。


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posted by チャーニー at 09:24| Comment(0) | ライフスタイル? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月12日

想定外のスタート

「だ……、誰も来ない……」

先週の土曜日。
「天狼院リアルタイムクイズ」の生本番数分前のこと。
もうすぐ本番なのに、クイズの出場者が誰も来ない。
まさかの事態発生!

私が番組の顧問(というより、問題作成&本番中のカンペ出し)をやらせていただいている天狼院書店主催のクイズ番組、「天狼院リアルタイムクイズ」。
その「1st Season」の優勝者決定戦となる生放送は、スタート前から想定外の展開(笑)となりました。
本番のスタート予定時間は19時。
スタッフに聞くと、「天狼院のイベントはたいがい19時半なので、参加予定者も19時半からだと勘違いしているのでは?」とのこと。
そうこうしているうちに時刻は19時になり、番組の書き込み欄には「まだですか?」とのコメントも。
しかたなく、「機械トラブルのため、19時半頃からスタートの予定」と番組からコメントして開始時間を遅らせました。
さすが、天狼院テレビは融通が利きますな〜(笑)。

スタッフたちの予想通り、19時半が近づくにつれて、常連さんたちが来店。
口々に「あれ、7時半からじゃなかったんだ」。
番組の告知には、ちゃんと「本番開始時間19時」と明記されているのですが、思い込みというのは恐ろしい……。

波乱の幕開け(笑)となった決戦は、19時半に無事、スタートすることができました。

先日お伝えしたように、今回は司会者も問い読みも変わり、いろいろ意味でなかなかスリリング。
クイズも「1st Season」の優勝をかけて、ガチンコな展開になりました。
本番の映像はこちら↓
https://abemafresh.tv/tenroin/39959

これにて、「天狼院リアルタイムクイズ」の「1st Season」は終了。
今後のシーズンをどういう展開にするかは現在、検討中です。

FBでつながっていた天狼院書店の三浦店主(ずっと「店長」だと思っていましたが、店長は別にいて、三浦さんは「店主」だったのですね。失礼シマシタ)から、突然、「ぜひ、一度お会いしてご相談したいことがあります」とメールがあったのは6月半ばのこと。
6月21日にお会いし、「2時間の生本番」はそのわずか4日後の6月25日。
それから、怒涛のように4回の生本番と1回の「旅部」の旅行内での放送をこなしてきました。
本番は、危なっかしい部分もありましたが、スタッフの勘の良さと臨機応変な対応、そして、どんな失敗も笑いとばす明るさに助けられて無事に終了。
生本番のクイズ番組も、「やろうと思えば何とかなる」と教えていただきました。
いやー、勉強になりました。

これから以降、どういう展開になるか、楽しみです。


というわけで、
ではまた。

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