2015年09月14日

剣豪のテスト

塚原卜伝(つかはらぼくでん)という剣豪をご存じでしょうか?

囲炉裏(いろり)の前で食事をしている時に背後から斬りかかられて、とっさに鍋のフタを盾がわりにした…というエピソードが有名な人です。
どうもこのエピソードはウソのようですが、生涯に19回も真剣勝負(=本物の日本刀での勝負)をして一度も負けなかったというのですから、強かったことはたしかです。

さて。
この卜伝さんが、3人の息子のうち誰を自分の剣術の後継者にするかを決めるためテストをしたという話が残っています。
テストの方法は、「座敷の入口に、中に入ろうとすると頭にマリが落ちるように仕掛けをして、どんな対処をするかを見る」というものでした。

まず、長男。
彼は座敷に入る前に仕掛けに気がつき、そのマリを外してから中に入りました。

次の次男。
彼は座敷に入ろうとした瞬間、何かが頭に落ちてくることを感じて刀に手をかけますが、それがマリだと気がつくとそのまま座敷に入りました。

最後の三男。
彼は頭に落ちてきたマリをとっさに抜いた刀で、ものの見事に真っ二つに斬ってから座敷の中に入りました。

さあ、この3人の息子のうち、剣豪塚原卜伝が後継者に選んだのは誰だと思いますか?
ちょっと考えると、落ちて来たマリをとっさに斬った三男が一番スゴイように思えますよね。

でも。

卜伝さんが後継者に選んだのは長男でした。
理由は「危険を事前に察知する能力にすぐれているから」。

卜伝さんは、次男はある程度評価したものの、マリを真っ二つに斬った三男に関しては「未熟!」と断じたそうです。
「それくらいの危険を察知できないとは修行が足りない!」というわけですね。

「孫子の兵法」にも、最高の勝ち方は「戦わずして勝つこと」とあります。

現代社会においても、「危機に陥った時にうまく処理できる人」よりも、「リスク管理がしっかりできていて、そもそも危機を回避できる人」の方がすぐれているというのは言うまでもないことでしょう。

天下無敵の剣豪は、リスク管理という点でもすぐれていたからこそ「無敵」を維持できたのかも知れませんね。
(参考『文句なしに凄い! ここまで「気がきく人」』山形琢也著 三笠書房)


というわけで、
ではまた。

今週があなたにとって、よい日々でありますように。


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posted by チャーニー at 08:07| Comment(0) | ライフスタイル? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする