2015年08月24日

黒澤監督とトラ

完璧主義者として知られた映画監督の黒澤明。
まだCGがない時代、雲がイメージしている形になるのを待って撮影を始めたり、ロケ地で民家から邪魔に伸びている木の枝をお金を払って切ってもらったりと、たくさんの伝説を残しています。
これからお話するのはそんな伝説の1つ。
黒澤明監督とトラのお話。

映画『デルス・ウザーラ』を撮影している時のこと。
主人公の猟師、デルス・ウザーラが野生の虎と出会うシーンがありました。
スタッフが動物園から借りて来たトラを見た監督、「小さすぎる! もっと大きなトラを!」と注文を付けます。
スタッフが動物園から大きなトラを調達してくると、今度は「眼が死んでいる! 野生のトラでないとダメだ!」と注文。
スタッフが苦労して野生のトラを調達してくると、「ダメだ、まだ小さい…」。

さて、
ここで、いきなりクイズ。

何度トラを調達してもなかなか黒澤監督のOKが出ないことに困ったスタッフたち。さて、いったいどうやって「野生の大きなトラ」を用意することに成功したでしょうか?



…。



…。



シンキングタイムです。



…。



…。



「一流のハンターを雇った」ですって?
違います。



…。



…。



そろそろ答えです。



…。



…。



スタッフたちが「野生の大きなトラ」を用意した方法。



…。



…。



それは、



…。



…。



…。



撮影を遅らせて、調達してきた小さな野生のトラを大きく成長させた。


なるほど、その手があったかという感じです。
ビジネス的に言えば、「手持ちの札」を変化させて利用したというわけ。
ムリを言う人のニーズに応えようとすると「知恵」が出てくるものですね。

スタッフたちの苦労もあり、トラのシーンの迫力はなかなかのもの。
もし『デルス・ウザーラ』を観る機会があったら、「これが、スタッフが育てたトラか〜」と思ってくださいませ。

私はこのエピソードを某バラエティ番組で観たのですが、ゲストのタレントが「スタッフに育てられるうちに、そのトラの眼が死んだら、また、やり直しやん」とツッコんでいました。
はははっ。
たしかに!


というわけで、
ではまた。

今週があなたにとって、よい日々でありますように。


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posted by チャーニー at 08:05| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする