著者の医学博士、藤井氏は東北大学加齢医学研究所客員教授 山形厚生病院・仙台富沢病院理事長として、現場で認知症の患者と常に対峙されている方。
「一般的な認知症治療による薬の投与によって感情まで失い無反応、無表情になってしまった」
「いつも不安」
「いつも怒っている」
この本にはそんな認知症患者が笑顔になる、これまで盲点だった医療方法が書かれています。
勘どころは、「弱ってしまった『認知』にではなく、認知症によって、実はより敏感になっている『感情(心)』にアプローチする」という点。
この発想の転換による、認知症患者への治療法、家族の接し方などが数々の実例で紹介されています。
この本に書かれたことが、もっともっと世の中に認知されてほしい。
そして、本を書く身としては、読むほどに「たくさんの人を救うために世に問う」という、出版の本来の意義を思い出させていただきました。ありがとうございました。
本はこちら
https://www.amazon.co.jp/dp/4801494072/
というわけで、
ではまた。
今週があなたにとって、よい日々でありますように。
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